資金が無くてもお店が出来るの?

起業・独立開業をする場合は、開業資金や一定の手続が必要となります。
 
開業資金については、民間金融機関での借入は困難であると考えてください。あくまでも民間金融機関は『利益追求・リスク回避』が前提となるために相談に行ってもなかなかOKを頂けないのが現状です。florist-s-stand_2250019.jpg
 国の機関や市町村の制度は、国や地方公共団体の政策上あくまで『支援・援助』を前提に行っています。『融資』に対するこの違いを借りる立場である私たちは理解する必要が重要です。
 ですので、初めての方でも安心して申し込みをしてください!起業前ですので当然ながら企業の成績表ともいうべき決算書等を提出するわけではなく、計画段階のこれからの事業に対して融資判断がなされますので、その点では借りやすいということになるでしょう。
 基本的に起業時は初期投資が必要になり、2〜3年は赤字となる場合が多く、その時点で借入を行おうと思っても、決算書が赤字では借入が難しいといったケースはあると思います。
 起業、独立開業時には、事業計画等がしっかりとして実現性があり、自己資金等もしっかりしていて、本人に経営能力があるという判断がなされたら融資の実現性は高くなると思います。
 事業計画書等に関する御不明な点がありましたら、当事務所にお気軽にご相談ください!わかりやすい言葉で懇切丁寧にアドバイスさせていただきます。
 なお、起業、独立開業については、実績等もありませんので、一般の借入より審査に時間がかかります。申し込みから融資決定まではやくて1ヶ月ぐらいはかかると思いますので余裕をもって申し込みを行ってください。
 また会社設立の場合も定款等作成に時間と公的費用が必要となります。御不明な点がありましたなら説明・対応させて頂きます。当事務所は会社・店舗の設立・起業・独立開業をする方を『応援』致します!料金につきましても御気軽にご相談下さい。




これから脱サラをお考えの方、または既に個人事業主として頑張っておられる方がお見えになると思います。
特にこれから起業される方はじっくりお読みください。
1・家族の同意を得ましょう!
いくら仕事は私一人でやるから家族は関係ない!そういう考え方は御もっともですが、やはり何かとしわ寄せが行ってしまうものです。
特に初めは自己資金で行うから借入なんて絶対にしない!と言っていても何がおこるのかわからないのが、ビジネスの世界です。
家族の同意がないと借入の際トラブルのもとになりますので、ご注意ください。

2・務めていた会社とは円満退社を!
これもいつどこでどうなるかわかりません。
業務が全く違うから関係ない!長い目で見ていけばいつどうなるのかわかりません。
特に全色と同じ業種の場合はなおさらです。
変な噂が立ってしまうとせっかくの貴方の業務に支障を来たす恐れがあります。

3・仕入先を複数確保しておきましょう!
仕入先が一つの場合、万一その会社が倒産してしまうと貴方の業務が停止してしまう可能性が出てきます。
出来れば2・3つの仕入れ先を確保しておきましょう!

4・取引先も1社に依存しすぎない事!
脱サラのきっかけを作ってくれた前職の取引先の社長と取引をスタート。「うちの会社とだけ仕事をしてくれれば売り上げは十分すぎるくらい確保できるから!」と言われそのまま新規開拓をせずにいたら・・・いくら売り上げが多くても1社ではあまりにも経営的に不安定です。
いつどうなるかわかりませんので、複数の取引先を開拓しましょう!

5・なんとかなるはありえません!
「なんとかなる!」何の根拠もなく言われる方がたまにみえますが、ビジネスはそんなに甘いものではありません。
しっかり事業計画を立てておきましょう!

6・資金は十分ですか?
事業計画をしっかり立ててもうまくいかないケースが多々出てきます。
その時に頼れるのはやはりお金です。
家賃・電気・水道・スタッフの給料・・・
あっという間になくなってしまいます。
自宅で(SOHO)おひとりでパソコン一台で始める仕事でも、生活費等当然売り上げがなければ貯金で賄っていくしかありません。

7・友人知人との共同経営
いくら仲が良くてもビジネスとなれば話は別です。
儲かったら儲かったで「取り分がおかしい」となりますし、赤字になれば責任のなすりあいに・・・
こういうケースは本当に多いんです。
取り組む前に徹底的に話し合うことが必要です。